自分の中の確認にもなりますが、どうしてバンドキャンプの解説サイトをつくらなきゃ、と思ったのか。
大きな理由の一つを書きます。
自身の宣伝をあまりしないbandcamp
bandcampというサイトは自分の宣伝をあまりしません。音楽ユーザーとして利用された方ならわかると思いますが、bandcamp自身の広告や、PRがほとんどと言っていいぐらい無いのです。
バンドキャンプそのものはSNSではないので(Twitterやfacebookの驚くほど小さいボタンはありますが)口コミでは広がりにくいです。
では、これは悪いことなのでしょうか?
違います。少なくとも僕はそう思う。
実はそのあたりについて「良くある質問集(FAQ)」で中の人は言っています。
『アーティストのwebサイトがあるとして、bandcampはその中の音楽配信ページ、販売セクションになりたい。』
またこうも言っています。
『マイスペースやiTunesなど余計なコンテンツを見ながらあなたのファンが迷子になる事の無いようにうんぬん』
なるほどですね。
シンプルでカスタマイズ可能なwebデザイン。広告はなし。高音質で提供する。
ブログパーツのように試聴用のプラグインはバリエーション豊富。
オリジナルのドメイン設定が可能。
などなど、提供機能は満載です。
でもSNS的な機能は全くといってもない。
己を殺してアーティストのためにありたいサイト・サービスなんですね。
これって凄い事だと僕は感動してしまいました。
ただ、問題はあります。
「アーティストがbandcampの有用性を知る機会が少ない!」
話が横に広がりにくいんですね。
アルバムを購入したファンはバンドキャンプを利用したことすら認識していないかもしれません。
そこで、僕はもっと普及して欲しいと思って同業者、ミュージシャンの方むけに当サイトを立上げて、こんな面倒くさい、いや、楽しい記事を書いているのです。
ほんと楽しいですよ(笑)
「音楽、自主販売」などのキーワードで検索してこのサイトにたどり着いた、迷える才能あふれるミュージシャンが自信の楽曲を手に、バンドキャンプを使って公開して欲しいです。
どうぞよろしくです。